この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
同棲ラプソディー
第2章 プ
それからも吉見は平日は仕事が終わってまっすぐに俺の家に来る。
いや、俺の玄関前に来る。
そこでじっと俺の帰りを待っている。吉見自身が犬のようだ。
家に入ってお互いに着古したスウェットかジャージに着替えて
俺は言われる前にコマリにご飯をやる。
吉見は簡単だけど俺にも夕飯を作ってくれる。
俺たちは冗談を言いながら、口喧嘩をしながら
毎日ご飯を一緒に食べて
コマリを連れて散歩がてら吉見の寮まで歩く。
「今日あの二人は?」
なんて、学校内での、吉見が言うところの禁断の恋の報告をさせられて
帰り際は挨拶のように毎日キスをする。
近頃は手が飛んでくることもなくなった。
このキスを吉見がどう思っているのか知らない。
「はぁ・・・っ」
軽く吐き出されたその息は
やけに色っぽくてそそる。
やめたくなくて角度を変えて何回もキスを繰り返す。
やっとやめたキスの後、吉見の顔をのぞき込んだら
恥ずかしそうに顔を隠した。
「じゃぁまた明日ね」
何とも不思議な感覚だった。
いや、俺の玄関前に来る。
そこでじっと俺の帰りを待っている。吉見自身が犬のようだ。
家に入ってお互いに着古したスウェットかジャージに着替えて
俺は言われる前にコマリにご飯をやる。
吉見は簡単だけど俺にも夕飯を作ってくれる。
俺たちは冗談を言いながら、口喧嘩をしながら
毎日ご飯を一緒に食べて
コマリを連れて散歩がてら吉見の寮まで歩く。
「今日あの二人は?」
なんて、学校内での、吉見が言うところの禁断の恋の報告をさせられて
帰り際は挨拶のように毎日キスをする。
近頃は手が飛んでくることもなくなった。
このキスを吉見がどう思っているのか知らない。
「はぁ・・・っ」
軽く吐き出されたその息は
やけに色っぽくてそそる。
やめたくなくて角度を変えて何回もキスを繰り返す。
やっとやめたキスの後、吉見の顔をのぞき込んだら
恥ずかしそうに顔を隠した。
「じゃぁまた明日ね」
何とも不思議な感覚だった。