この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
同棲ラプソディー
第4章 デ
俺の家なのにチャイムを鳴らすという不思議な現象。
俺のいない俺の部屋に吉見がいて
俺の友達の為に吉見が夕飯や酒を用意して
俺たちの帰りを待っているという
その状況になんだかドキドキした。
「なんで自分の家でチャイム鳴らすんだよ」
「鍵を渡しちゃって、今持ってないんだよ」
「そうか。吉見に渡しちゃったもんな?」
マサがニヤニヤした。
「なんだよ。そのよしみちゃんが彼女なのかよ」
「まだ合いカギは渡してないのか」
「だから彼女じゃないって」
ドアの前で大の男4人が小さい声で笑いながら話していると
ガチャガチャと鍵を開ける音がして
昼間の可愛いカッコの上にエプロンを付けた吉見がドアを開けた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
自分の家なのに
「ただいま」って何年ぶりだろう。
「お邪魔します」
どかどかとオトコ4人が家に入り
リビングに用意された料理に驚いた。
「こんなに作ってくれたのか。悪いな」
そう言って吉見のほうを向けば
「いつものお礼」
なんて可愛く笑う。
「吉見、そのカッコも顔も料理もいつもと違いすぎだなぁ~」
とため息をつくと
「はぁ~?何よそれ!人がせっかく作ったのに!
カッコだって顔だって料理だっていつもと同じでしょう!」
と、怒った。
良かった。いつもの吉見だ。
俺のいない俺の部屋に吉見がいて
俺の友達の為に吉見が夕飯や酒を用意して
俺たちの帰りを待っているという
その状況になんだかドキドキした。
「なんで自分の家でチャイム鳴らすんだよ」
「鍵を渡しちゃって、今持ってないんだよ」
「そうか。吉見に渡しちゃったもんな?」
マサがニヤニヤした。
「なんだよ。そのよしみちゃんが彼女なのかよ」
「まだ合いカギは渡してないのか」
「だから彼女じゃないって」
ドアの前で大の男4人が小さい声で笑いながら話していると
ガチャガチャと鍵を開ける音がして
昼間の可愛いカッコの上にエプロンを付けた吉見がドアを開けた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
自分の家なのに
「ただいま」って何年ぶりだろう。
「お邪魔します」
どかどかとオトコ4人が家に入り
リビングに用意された料理に驚いた。
「こんなに作ってくれたのか。悪いな」
そう言って吉見のほうを向けば
「いつものお礼」
なんて可愛く笑う。
「吉見、そのカッコも顔も料理もいつもと違いすぎだなぁ~」
とため息をつくと
「はぁ~?何よそれ!人がせっかく作ったのに!
カッコだって顔だって料理だっていつもと同じでしょう!」
と、怒った。
良かった。いつもの吉見だ。