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同棲ラプソディー
第4章 デ
それから久しぶりに4人で楽しく飲んだ。
蒼は里香との生活を惚気て
ヒロはナオちゃんとの結婚式の打ち合わせの話をして
マサが不機嫌になってみんなで笑った。
あっという間に5年前に戻ったような気がして
まるで俺たちはあの大学の食堂で講義をさぼって話しているような気がした。
終電の少し前に
「じゃ帰るか」
と3人が腰を上げた。
「駅までの道分かるか?」
と聞けば
「ばっちり」
と酔ったオトコが3人で笑う。
「また来いよ」
宅飲みが思った以上に楽しくてそう誘うと
「吉見ちゃんが用意してくれるなら」
と蒼が笑った。
「喜んで」
と吉見も笑うから、軽く酔った俺の背中に吉見を隠した。
「蒼には里香がいるだろ」
「はいはい」
そんな俺たちのやり取りに大笑いして。
男3人は満足げに帰って行った。
「さて、私も遅いから帰るよ。片付けは明日来てやるね。
佐藤さん、明日の日曜日って休めるの?」
「ん~?明日は10時登校」
「先生は早く行くの?」
「俺は担任持ってないから10時に行く」
「起きられる?」
「俺あんまり酔ってないけど?」
そう言った俺の顔を見て吉見が笑った。
「うん。セーブしてたの知ってる。
私の事いろいろ手伝ってくれたもんね」
「一人でやらせるわけにいかないだろ」
「うん。ありがとう」
蒼は里香との生活を惚気て
ヒロはナオちゃんとの結婚式の打ち合わせの話をして
マサが不機嫌になってみんなで笑った。
あっという間に5年前に戻ったような気がして
まるで俺たちはあの大学の食堂で講義をさぼって話しているような気がした。
終電の少し前に
「じゃ帰るか」
と3人が腰を上げた。
「駅までの道分かるか?」
と聞けば
「ばっちり」
と酔ったオトコが3人で笑う。
「また来いよ」
宅飲みが思った以上に楽しくてそう誘うと
「吉見ちゃんが用意してくれるなら」
と蒼が笑った。
「喜んで」
と吉見も笑うから、軽く酔った俺の背中に吉見を隠した。
「蒼には里香がいるだろ」
「はいはい」
そんな俺たちのやり取りに大笑いして。
男3人は満足げに帰って行った。
「さて、私も遅いから帰るよ。片付けは明日来てやるね。
佐藤さん、明日の日曜日って休めるの?」
「ん~?明日は10時登校」
「先生は早く行くの?」
「俺は担任持ってないから10時に行く」
「起きられる?」
「俺あんまり酔ってないけど?」
そう言った俺の顔を見て吉見が笑った。
「うん。セーブしてたの知ってる。
私の事いろいろ手伝ってくれたもんね」
「一人でやらせるわけにいかないだろ」
「うん。ありがとう」