この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
同棲ラプソディー
第7章 ♪
「でも。でも。そうしてたら佐藤さんは先に帰るって言って帰っちゃうし。
慌てて追いかけたら、綺麗な人と話してるし。
おまけにその人は佐藤さんの初恋の人だし。
もう、色々嫌になっちゃう・・・」
だなぁ、吉見にはいっぺんに色々な事が起こったな。
「佐藤さっ・・・」
ギュッと抱きついて来る吉見が愛しくて。
「俺もごめんな。あの時先に帰ったりして。
なんだか自分の気持ちの整理がつかなかった。
俺の前であんな話をする男も吉見も分からなかった」
「うん。ごめんなさい」
「里香に会って。変な話だけど、吉見が好きだなって改めて認識した」
「遅い!」
「だなぁ。ごめんな」
「里香さん、綺麗な人だった」
「あいつは、ずっと綺麗なんだよ。蒼もいい男だったろ」
うん・・・
とうなづいた吉見に苦笑いする。
「もう、里香さんを好きじゃない?」
そう聞く吉見が可愛くて。
抱きついている吉見を無理やり離してキスをした。
「真理子だけ」
初めて読んだその名前にお互いに照れてもう一度キスをする。
慌てて追いかけたら、綺麗な人と話してるし。
おまけにその人は佐藤さんの初恋の人だし。
もう、色々嫌になっちゃう・・・」
だなぁ、吉見にはいっぺんに色々な事が起こったな。
「佐藤さっ・・・」
ギュッと抱きついて来る吉見が愛しくて。
「俺もごめんな。あの時先に帰ったりして。
なんだか自分の気持ちの整理がつかなかった。
俺の前であんな話をする男も吉見も分からなかった」
「うん。ごめんなさい」
「里香に会って。変な話だけど、吉見が好きだなって改めて認識した」
「遅い!」
「だなぁ。ごめんな」
「里香さん、綺麗な人だった」
「あいつは、ずっと綺麗なんだよ。蒼もいい男だったろ」
うん・・・
とうなづいた吉見に苦笑いする。
「もう、里香さんを好きじゃない?」
そう聞く吉見が可愛くて。
抱きついている吉見を無理やり離してキスをした。
「真理子だけ」
初めて読んだその名前にお互いに照れてもう一度キスをする。