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マイバトラー
第1章 執事との出会い
あたしは人を見下しているつもりはない。
ただ主従関係がこの世界に全くないと言えるのだろうか。
答えは否だ。
あたしと村上の関係もその主従関係とやらに含まれている。………はずだ。
「ちょ…村上!っ、やめ…てぇ」
あたしの上で体を弄び妖艶な笑みを浮かべるこの男はーー。
「やめてとおっしゃる割にはこんなにもはしたなく濡らして……」
中にあった指を抜き出すと、そのぬるぬるとてかった長い指をわざと見せつけるように赤い舌で舐め上げる。
その仕草に色気を感じてゾクリと背筋を震わせた。
「美緒様のやめてはもっと、と言う事でしょうか?」
「ちがっ…ひゃぁ…やぁあ!」
二本に増やされた指を再び埋められると、嫌だと言いながらも不覚にも感じてしまう自分が恨めしい。
充分に潤っていたそこから、更に蜜が溢れるのが分かる。
指が動くたびにクチュクチュといやらしい音が響く。
「いやっ…やだぁあ」
あまりの恥ずかしさに手で顔を隠すけれど、あっさりその手を退けられてしまって。
「隠さずにお見せ下さい。私に感じているお嬢様の可愛いお顔を」
そう言うと、大きくなっていた蕾に触れる。
その刺激にビクリと震える身体。
「だめ…ッ!そ…こ…っ、やあぁっ」
「あぁ…ここがいいんですね。もっとよくしてあげなくてはいけませんね」
指の平で優しく撫でているだけなのに、伝わる感覚はどこを触れらるより強い刺激をもたらす。
「んんっ!あぁぁっ」
そこをゆっくりとじれったく撫でられながら痛い位に立ち上がった胸の先を舐められると、蜜壺は収縮を繰り返して限界を誘う。
「んんっ!むら……み、もぅ…もうだめぇ…」
胸の先から下腹部まで痺れが走る。丹念に舌で舐めあげ、歯を立て甘噛みされる。その刺激に加え蕾を押し潰すように捏ね回されるともう……。
「もう限界ですか?仕方がないので今日の所はもうイってもよろしいですよ」
「っ!い、っちゃ…やぁああ!!」
その言葉を聞くと同時に、つま先から頭の天辺まで痺れるような衝撃に身体を大きく震わせ頭の中が真っ白になった。