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第35章 設定に関して⑥

「俺らって表紙詐欺だよな」

「いきなりなんですか」

「だってあんな軽い学園ラブコメみたいな感じでスキンもポップでさ」

「内容はつばるのせいでドロクドだもんねぇ」

「なにその擬態語。聞いたことねえんすけど」

「細かいこと気にしてハゲろ」

「でもだからって更にふさわしいスキンとかあります？」

「ボクはねー、うさぎのとかかぅいいと思う」

「普通に幾何学でもいいんじゃねえの」

「私はお菓子とかいいと思うんですよね」

「あれちょっと狂気入ってね？」

「お菓子部屋とか玩具部屋みたいなやつって大抵狂気があるよねぇ」

「カミサマネタですか」

「尊敬すべきかずや様の話題をここで出していいのかなあ」

「博……」

「ストップです」

「あとはキルアの妹とか」

「躊躇がないですね、お二人」

「お菓子ね……確かにスキンから考えるストーリーとかも面白そうではあるな」

「つばるがマジレス！　きもちわるっ」

「ああ、もう……」

「つばるがマジレス……」

「お前もかよ」