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呟きたい
第47章 雑談⑨
「六月十八日は瑞希の誕生日ー!」
「おめっとー! みぃずきー!」
「国民の休日にしよー!」
「ありがとうございます皆さん。あと雛谷さん悪のりやめてください」
「おーこーらーれーたー紫苑」
「お前が悪い」
「ええと。とりあえずそれだけのために皆さん集めちゃった感じですかねコレ」
「まあシエラの連中は誘ったけど。八人集は知らないよ。おれは」
「俺はアカが祝ってくれただけで嬉しいよ」
「やだなあ。みぃずき。どしたの? 可愛いんだけど」
「そのポジは渡さないよ。可愛いものを愛でるのはこの雛谷空斗の特権だあ」
「あほやな。鵜亥はんのもんやろ」
「来ちゃいけない人来てる!」
「慌てんな、ぼん。鵜亥はんは来てへんよ。今出歩ける状態やないし。誕生日やて聞いたから差し入れ置いたら帰るわ」
「誰から聞いたんですか……?」
「オレ」
「なるほどねぇ、ケイの息子か」
「なんでそんなの流すかなっ!?」