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食べてしまいたい
第7章 いつでも
「ぁぁあっだめえええっ!んぁっ!」
やだやだ。
どっか行ってしまいそうなこんな気持ち。
離れちゃダメ。
「はるねぇっ…はるねぇ…」
次第に流れてくる涙。
「なぁに?」
ふわっとした優しさに包まれて、心地よい。
…のはずなのに、足りない。
「こっちにキスして…」
真っ赤な顔した彼女の願い。
かわいいなぁ。
手を彼女の頬につけてキスをする。
愛液の付いた彼の舌先は不思議な甘さを持っていた。
溶けるように、入ってくる。
「んぁぅ…」
「ほんと可愛い…」