この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
食べてしまいたい
第3章 あまい刺激
…熱い。
「あぁ…はる…ねえ…イケた?」
あたしは、肩で息をしながらそう言った。
「…イってないけど、別にいいわ」
「…でも…はぁっ…」
「そんな辛そうな顔されても困るわ」
「ごめん…もう腰がぁ…」
久しぶり過ぎてもう腰が砕けそうだった。
あれかもしれないけど…長いんだよ、はる姐のやつ。多分、入りきってない。イケないのもあたしのせいだったらどうしよ…。
「十分、堪能したからいいよ。それよりもあんたこそ、発情期終わったの?」
「ひど…発情期って…バカにしないでよ!最初に誘ったのは誰なのよ!!」
その途端、彼は目をそらした。
このやろぉ…。
「あたしだってそんな簡単に身体なんか売らない!軽い女じゃないもんっ!!」
裸のまま、布団に潜り込んで目を瞑った。
甘い刺激が、身体に染み込む前に。