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私は犬
第14章 お友達?

金曜日
女子会というものがよく分からなくて、剛ちゃんに相談しようと思ったけれど止めた。剛ちゃん、張り切ってとんでもない格好させるに違いないもの。仕事に関係ないとなったら、特にひどいんだもの。ピンクとか花柄とか。ショートパンツとか。寒いのよあれ。いくら5月でも凍えちゃうわよ…。
とりあえず、仕事のお洋服で行くわ。今日は黒地にピンドットの薄手のスカートに濃いグレーのジャケット。靴は尚紅に貰った5センチ位のヒールで黒。鞄はこの間のクロエのお家で作ったやつ。
剛ちゃんが選んだからたぶん大丈夫ね。コートも黒だから魔女みたいになっちゃうかしら?
そう思いながら1Fロビーで待っていると
「お待たせ。とりあえずタクシー割り勘ね。先にいい?」と笹木さんの声がして2千円お支払いした。
現地まではちょっと距離があった。お店に入ると池ノ内さんがいて少しビックリした。櫻井さん騒動で少しだけ、嫌な雰囲気だったんだもの…。
「連れてきたよーん」
「早くこっちこっち」
知らない人だわ。
「はじめまして。九宝真子です。」
「どうもー。山崎美咲です。」
「桐生美優です。よろしく。」
と挨拶が返ってきたので、ホッとする。どうやら私を含めて5人らしい。これから何をするのだろう…。
女子会というものがよく分からなくて、剛ちゃんに相談しようと思ったけれど止めた。剛ちゃん、張り切ってとんでもない格好させるに違いないもの。仕事に関係ないとなったら、特にひどいんだもの。ピンクとか花柄とか。ショートパンツとか。寒いのよあれ。いくら5月でも凍えちゃうわよ…。
とりあえず、仕事のお洋服で行くわ。今日は黒地にピンドットの薄手のスカートに濃いグレーのジャケット。靴は尚紅に貰った5センチ位のヒールで黒。鞄はこの間のクロエのお家で作ったやつ。
剛ちゃんが選んだからたぶん大丈夫ね。コートも黒だから魔女みたいになっちゃうかしら?
そう思いながら1Fロビーで待っていると
「お待たせ。とりあえずタクシー割り勘ね。先にいい?」と笹木さんの声がして2千円お支払いした。
現地まではちょっと距離があった。お店に入ると池ノ内さんがいて少しビックリした。櫻井さん騒動で少しだけ、嫌な雰囲気だったんだもの…。
「連れてきたよーん」
「早くこっちこっち」
知らない人だわ。
「はじめまして。九宝真子です。」
「どうもー。山崎美咲です。」
「桐生美優です。よろしく。」
と挨拶が返ってきたので、ホッとする。どうやら私を含めて5人らしい。これから何をするのだろう…。

