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第20章 巨乳への道＊

日曜日

いつものようにおば様の所へ赴き帰宅すると、やっぱり音羽さんが居て。ダイニングテーブルに色々な物を並べて、お仕事をしていた。この人も自宅で仕事をするのね。孝徳さんみたいに。

「帰らないの？お隣なのに？」

「隣なのに、わざわざ帰んの面倒くせえ。」

そう言われて、それもそうか。と納得してしまう。まあいいわ。別に邪魔じゃないし。と、横をすり抜けて寝室へと向かった。

今日のお茶会は初風炉で、慣れない着物で緊張し続けくたびれ果てた。普段はおば様のお宅で着替えてから帰るのに、何故か今日に限ってこのままで。と帰されてしまって。

着物を脱ごうと格闘していると、音羽さんがやってきて帯を解いてくれた。

「今日はやらないわよっ！あっちに行って！」

そうよ。昨日、何回やったと思っているの？５回以上よ。それ以上は数えるの忘れたから分からないけれども…。

「手伝ってやっただけだろうが。」

はいはい。そうですか。それはありがとうございました。

「私、疲れたの。ゆっくりお風呂に入りたいの。だから邪魔しないで。」

そう言い捨てて浴室へ向かう。窮屈な帯から解放された身体が気持ちいい。