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私は犬
第26章 大切なこと*
どれ位、そうしていただろう…。かチャリと扉が開いて有史さんが入ってきた。頭を優しく撫でながら、汗で顔に貼り付いた髪の毛を、そっと手で払ってくれる。

「辛いか?」

と聞く有史さんの目は、何故かいつにも増して輝いているように見えた。開いた瞳孔が瞬きもせずに、私をじっと見つめている。まるで、獲物を狙う野生動物の目のよう…。

「ハァハァ…。これ…ほ…どい…て…。」

「何があったか、話すか?」

「ハァ…今は…話したく…ない…。」

そう…。今は話さない。でも、契約が満了した時になっても知りたかったら、その時には話してあげる…。だからもう…。

「ハァハァ…許して……。お願い……辛いの……。」

有史さんは足元へまわりこんで、膣の最奥を抉り続けている【コレ】のスイッチを切ってくれた。やっと解放された……。口から自然と安堵のため息がこぼれた。

もう大丈夫。と思ったのも束の間、ヌチリと音がしておマンコが手で開かれた。

「……力抜け。」

ヒヤリと冷たい感触がして、オシッコの穴に細い棒がめり込んだ。嫌っ、何で、そんな事するの?お仕置きは終わったんじゃないの?

「やめてっ!お願いっっ!」
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