この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私は犬
第33章 さよなら
「宗教って…。有史さん、仏教徒よね…?」
「ああ。」
仏教って、そんな変わった教えがあるんだ…。知らなかった…。
「これって、ずっと続くの?」
「…いや、推奨だから義務じゃない。余裕のある時はそうしろ。ってだけの話だ。お前は仏教徒じゃねーけど、俺がそうだから仕方ないよな。だろ?」
良かった。逝けないのがずっと続いたら…って考えるだけでゾッとしちゃう。はぁーっ…。逝きたくてお腹の奥がウズウズする…。お茶でも飲んで、気持ちを落ち着けなきゃ、やってなんないわ。
「ちょっ、お前そのままじっとしてろ。朝まで動くんじゃねぇ…。」
なんで動いちゃいけないのよ…。何か飲みいたのに。ぶー。
「……喉渇いた。」
「持ってきてやるから、絶対に動くなよ。そのまま枕から腰降ろすなよ。いいな?」
有史さんはシツコイ位に念を押してから、飲み物を取りに行った。逝くなとか動くなとか。セックスのやり方まで決まりがある宗教なんて、面倒くさいだけじゃないのよ…。カトリック教徒で良かった。
それから、有史さんにストローで飲み物を、寝たまま飲ませて貰って。腰に枕を当てて、じっと上を向いたまま足をマッサージして貰っているうちに、また、うとうとと眠りに落ちた。
「ああ。」
仏教って、そんな変わった教えがあるんだ…。知らなかった…。
「これって、ずっと続くの?」
「…いや、推奨だから義務じゃない。余裕のある時はそうしろ。ってだけの話だ。お前は仏教徒じゃねーけど、俺がそうだから仕方ないよな。だろ?」
良かった。逝けないのがずっと続いたら…って考えるだけでゾッとしちゃう。はぁーっ…。逝きたくてお腹の奥がウズウズする…。お茶でも飲んで、気持ちを落ち着けなきゃ、やってなんないわ。
「ちょっ、お前そのままじっとしてろ。朝まで動くんじゃねぇ…。」
なんで動いちゃいけないのよ…。何か飲みいたのに。ぶー。
「……喉渇いた。」
「持ってきてやるから、絶対に動くなよ。そのまま枕から腰降ろすなよ。いいな?」
有史さんはシツコイ位に念を押してから、飲み物を取りに行った。逝くなとか動くなとか。セックスのやり方まで決まりがある宗教なんて、面倒くさいだけじゃないのよ…。カトリック教徒で良かった。
それから、有史さんにストローで飲み物を、寝たまま飲ませて貰って。腰に枕を当てて、じっと上を向いたまま足をマッサージして貰っているうちに、また、うとうとと眠りに落ちた。