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カワリバンコ
第3章 絶頂…再び
そっと握りました。

トモ君の袋でした。

さっき間近で見た、トモ君の男のものの根元にぶら下がっていた、大きな皮の袋です。

中に何か丸いものが入っています。

トモ君がまた私の耳元に小声でささやきます。

「ここ、さすって……」

私を導いていたトモ君の手が離れました。

私は、やわらかい袋を右手で包み込みました。

私の手の中にちょうど納まりました。

やわらかい袋の中に、ころころと転がるものの感触がありました。

ああ、そして、そこから上には、硬い、太い根元が上に伸びていました。

それは私の中に続いていました。

力を入れず、手の中でその袋を揉みます。

「そう……クミちゃん……いい、いいよ……いま俺、イクからね……イクまでそうしてて……」

トモ君はそう言うと、私の耳から口を離し、私を激しく揺さぶり始めました。
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