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ゆずの譲れない物
第5章 ●練習
『そういう、港さんはいるんですか?』
少し荒い口調になりながら、振り向く
ちゅっ
「いたら、こんなことできないだろ」
………ん?
「ブハッなんだその顔」
お腹を抱えながら
大口を開けてガハガハ笑う港さん
『港さんっ!』
「ごめんごめん。笑いすぎた!!」
頭をなでながら微笑んでくれる
『ほら』
両手を広げて、真っ直ぐ見つめられる
「なんですか?」
全く意味が分からない
なに?
え?
ポリポリと頭をかきながら
得意の困ったような笑顔
「とりあえず立って」
たつ?
ん?立つ?
素直に起立する
「両手を広げてみて」
『こうですか?』
遠慮がちに両手を広げる
少し荒い口調になりながら、振り向く
ちゅっ
「いたら、こんなことできないだろ」
………ん?
「ブハッなんだその顔」
お腹を抱えながら
大口を開けてガハガハ笑う港さん
『港さんっ!』
「ごめんごめん。笑いすぎた!!」
頭をなでながら微笑んでくれる
『ほら』
両手を広げて、真っ直ぐ見つめられる
「なんですか?」
全く意味が分からない
なに?
え?
ポリポリと頭をかきながら
得意の困ったような笑顔
「とりあえず立って」
たつ?
ん?立つ?
素直に起立する
「両手を広げてみて」
『こうですか?』
遠慮がちに両手を広げる