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ゆずの譲れない物
第5章 ●練習
顔を見て微笑むと

すぐに頬を赤く染める


こりゃ重傷だな…

こんなに心を乱されることは、絶対にこの子以外ないだろうな


ぎゅっ



『えっ!』

「こうするためだった」


『あの…』

抱きしめても抱きしめ返してもらえない

こんなに
もどかしいものなのか…


今までこんな思いをあの子たちにもさせていたんだな

自虐的に笑ってしまった


「いや?イヤならすぐ、やめるけど」

『…』

「甘えることになれろ」

『甘えることに?』

「ゆずちゃんは、今まで甘えてこなかったから、甘え下手なんだよ」

『あまえ…べ…た…』

「これから、たくさん練習していこう」

『あの…』

「はい?」

『港さんは…』

「俺?」

『はい…』

「なに?」

『港さんは、その、あの…なんでですか?』

「ん?ゆずちゃん、文章がよく、分からないんだけど…」

『私はなんで、港さんに甘えていいのかな?って』






「……………ブハハハハ」


『えー??????』
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