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ゆずの譲れない物
第7章 ●開花
寝室へ入りベッドに横になると
身体をすり寄せてきた ゆずちゃん
俺は呆気にとられ
固まってしまった…
『港さん』
「ど…うした?」
『ギュッとしてください』
後ろから
優しく壊れないようにそっと抱きしめる
嬉しい反面、いつもと違う様子に心配が増す
「なんか、あった?」
『最近…』
「最近?」
『ぎゅってしてもらってない…もん』
なんだこの生き物は…!
もしかして…計算なのか?
実は、すごく、魔性の女なのかもしれない…
そんな事が頭をよぎるが
結局
かわいいと心を奪われ力を強めてしっかりと抱きしめる
少しずつ甘えることになれてきた
通称【猫姫】は
俺の心を掴んで放さない
甘えられた背景に、そんなことがあったなんて、知る由は、ない。
身体をすり寄せてきた ゆずちゃん
俺は呆気にとられ
固まってしまった…
『港さん』
「ど…うした?」
『ギュッとしてください』
後ろから
優しく壊れないようにそっと抱きしめる
嬉しい反面、いつもと違う様子に心配が増す
「なんか、あった?」
『最近…』
「最近?」
『ぎゅってしてもらってない…もん』
なんだこの生き物は…!
もしかして…計算なのか?
実は、すごく、魔性の女なのかもしれない…
そんな事が頭をよぎるが
結局
かわいいと心を奪われ力を強めてしっかりと抱きしめる
少しずつ甘えることになれてきた
通称【猫姫】は
俺の心を掴んで放さない
甘えられた背景に、そんなことがあったなんて、知る由は、ない。