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みにくいオンナノコ
第10章 ・・・10


「だからヒロは…自分が好きになった女が自分から離れていくくらいなら自分から捨ててやるって思ってるし

例え相手のことを好きでいたとしても絶対にそういうことは口にしない


口に出してしまえばきっと本気で愛してしまうから」



「私は別に離れるつもりなんて…」


「きっと今まで付き合った子だってそう思ってたと思う」



ヒロは臆病者だ

自分が守りたいと思う女性が出てきても自分勝手にどうせ離れるから
どうせいなくなってしまうから


どうせ裏切ってしまうから…そう思って勝手に自分から離れていってる




「だから…ヒロのこと…許してやってほしい」


「私は別にヒロのこと…」


「怒ってなかったとしても、ヒロがサエにしたことは悪いことだと思うし
あたしが女だったら最低な男だなって思う

でも、ヒロはきっと他の男と寝たサエが取られてしまうって気持ちでいっぱいだったと思うんだ…
例えサエがその男のことを好きじゃなく体を預けてしまったとしても
ヒロにはそう思えなかったと思うから」



「わかってます…それは…」



「で、今日話したかったってのはこれともうひとつ」



アオイさんは一気にジュースを飲み干すと体を私に向けた




「はい」




「あたしさ、実は女の子が好きなんだよね」






「…へ?」
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