パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 ・・・16

何個もアトラクションに乗ってだいぶ疲れてきた頃


昼食を取ろうと休憩することになったから私は飲み物と食べ物を買いに行ってくると１人で並んでいた



「なんで１人で行っちまうんだよ」


「ヒロ…」


「あいつ等は食いもん来るまで空いてるやつに乗ってくるだとさ」


「ヒロは行かなくてよかったの？」


「俺、元々そんな乗り気じゃなかったしな」


「そうなんだ」


「お前は、全然楽しくなさそうだな」


「そんなことないよ、すっごい楽しんでる」


「嘘」




やめてよ

今はそんなに優しくされたくない



「なんで…なんでそう思うの」


「なんとなくだけどな」


「全然。楽しいって思ってるよ私は」


「今日のお前、初めて会ったときのお前みたいでイヤ」


初めて会ったときの私ってどういうの？
ヒロに私はどう映ってるの？




段々と近づくレジに少しだけ


もっとゆっくりしてくれていいよなんて思っちゃう自分