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みにくいオンナノコ
第18章 ・・・18
散々泣いてからあんまり時間をかけると迷惑だと思い
涙を拭いて化粧を直して急いでホールへ戻った
「すいませんでした…ありがとうございます」
「もう大丈夫なの?」
「大丈夫ですっ」
「あんま、無理すんなよ?」
「ありがとうございます、シバさん」
少しタバコのにおいがするシバさんはヒロと同じ
セブンスターの箱を持って裏へと戻った
清掃の時間
私はあまり行きたくなかったけど仕事に私用はよくない
ちゃんと仕事しよう
大丈夫
もうたくさん泣いたじゃない
私は清掃道具を持って空いている部屋の清掃をひとつひとつ
済ませていった