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第20章 ・・・Final episode

「というわけで…シバさん、急にすいません」



「本当は、普通辞職する１ヶ月前から申告しなければ
いけないんだけどね！

ま、サエちゃんはよく頑張ってくれたし

ここにサエちゃん目当てで来る人もいるしな」



「え、まじですか」


「おおまじです」



「ほんと…シバさんがいてくれて助かりました」


「もう、帰って来るつもりはないの？」



「ないです」




「そうか、楽しかったよ」



「ありがとうございます…
ほんとに…」





我慢してた涙が溢れてそれ見てシバさんも笑う


最後に頭をポンポンとしてくれた


この行為でヒロを思い出すのも今日で最後だと思えば
全然我慢できた