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みにくいオンナノコ
第6章 ・・・06
「おはよ!
最近、なんか元気がある日とない日の差が激しいね」
クラスの唯一話しかけてくる男子
ユウマ
こいつは中学入ってから3年間同じクラスで、仲も良かったりそうでもなかったり…
「別に、自分ではわかんないけど」
「まぁ、そりゃあんまわかんないだろーな!
ずっと鏡見てるわけでもねぇし」
「じゃぁ言ってこないでよ。しっしっ!」
「やめろよ、人を猫みたいにー」
「お前はそんなに可愛い動物じゃないでしょ」
「俺…意外とライオンだよ?」
ユウマは私の顔に自分の顔を近づけてきた
「やめて、近い」
「ふん、チャラくなったもんだな元ブス」
「うっさいわね」
こんな奴だけど、小学校のときに一度男子に囲まれてけなされているとき助けてくれた男子はこいつだけだった