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失恋キューピッド
第10章 ***深之side***
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アユミの様子がヘンだ。
いや、前々から少し変わった奴だったけど、最近は特にオカシイのだ。
今まで母親の彩佳さんが何度言っても つまみ食い以外の目的でキッチンには寄り付かなかったくせに、ある日突然手伝うと言い出した。
小学校の調理実習ですら味見係専門だったと豪語しているアユミが、いきなり料理なんか作れるはずもなく…
「きゃー!愛弓、止めてぇ」
「ダメよ、愛弓!そんなに塩を入れたら…」
ガシャーンッ!
パリーン!
アユミの様子がヘンだ。
いや、前々から少し変わった奴だったけど、最近は特にオカシイのだ。
今まで母親の彩佳さんが何度言っても つまみ食い以外の目的でキッチンには寄り付かなかったくせに、ある日突然手伝うと言い出した。
小学校の調理実習ですら味見係専門だったと豪語しているアユミが、いきなり料理なんか作れるはずもなく…
「きゃー!愛弓、止めてぇ」
「ダメよ、愛弓!そんなに塩を入れたら…」
ガシャーンッ!
パリーン!