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失恋キューピッド
第2章 衝突
顔を真っ赤にして晴世に詰め寄る愛弓を、
「晴世じゃないわ、それを捨てたのは私よ」
友恵が掴んで止めた。
「す、捨てたって、どうして…」
「あんたなんかが川瀬君にチョッカイ出そうなんて百万年早いのよ!」
「え、何でここで晃弘が出てくるの?」
晴世はオロオロし、他の部員達は訳も分からずポカンとしている。
「昨日 見たのよ、この子が川瀬君に馴れ馴れしくしてるとこ。何か持ってくるとか聞こえたから『これ』のことだってピンときたわ」
「だからって人の物を捨てるなんて有り得ない!そもそも、あたしが川瀬センパイと話したらいけない理由でもあるんですか!?」
「晴世じゃないわ、それを捨てたのは私よ」
友恵が掴んで止めた。
「す、捨てたって、どうして…」
「あんたなんかが川瀬君にチョッカイ出そうなんて百万年早いのよ!」
「え、何でここで晃弘が出てくるの?」
晴世はオロオロし、他の部員達は訳も分からずポカンとしている。
「昨日 見たのよ、この子が川瀬君に馴れ馴れしくしてるとこ。何か持ってくるとか聞こえたから『これ』のことだってピンときたわ」
「だからって人の物を捨てるなんて有り得ない!そもそも、あたしが川瀬センパイと話したらいけない理由でもあるんですか!?」