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失恋キューピッド
第4章 幼なじみ
彼氏になったら、手、手、手を繋ぐとか腕を組むとかキ、キスとかするってことでしょ!?
小さい頃から知ってるミユキと、そんな、そんな…ああああ!想像するだけで恥ずかしいいいッ!
「…そ、そっか、そうだよな…うん、そう言われるような気はしてたんだ。でも…覚悟してたより凹むな」
ミユキはあたしが今まで見たことのない、魂が抜けたような顔で呟く。
そして、
「ゴメンな、朝から驚かせて。それと、これ…」
カバンの中から大学ノートを出してあたしに寄越した。