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失恋キューピッド
第5章 **深之side**
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前日から気持ちが逸(はや)り、眠れぬ夜を過ごした俺は朝早くからバカみたいに特攻して見事に玉砕した。
とても学校に行く気分じゃなかったが他に時間をつぶせるような場所も知らず、仕方なく登校したら
「おはよ、高石!」
同級生のくせにいつも何かと俺をガキ扱いする有馬リナが腹が立つくらい明るい笑顔で寄ってくる。
「誕生日おめでとー!ハイ、これプレゼント♪」
唐突に差し出されたリボン掛けの箱に面食らっていると、
「あ、リナってば抜け駆け!?」
「ズルいわよ!」
「高石君、私のも受け取って〜」
次々とクラスの女子共が押し寄せた。
何なんだ、これ!?
ドッキリか?
前日から気持ちが逸(はや)り、眠れぬ夜を過ごした俺は朝早くからバカみたいに特攻して見事に玉砕した。
とても学校に行く気分じゃなかったが他に時間をつぶせるような場所も知らず、仕方なく登校したら
「おはよ、高石!」
同級生のくせにいつも何かと俺をガキ扱いする有馬リナが腹が立つくらい明るい笑顔で寄ってくる。
「誕生日おめでとー!ハイ、これプレゼント♪」
唐突に差し出されたリボン掛けの箱に面食らっていると、
「あ、リナってば抜け駆け!?」
「ズルいわよ!」
「高石君、私のも受け取って〜」
次々とクラスの女子共が押し寄せた。
何なんだ、これ!?
ドッキリか?