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失恋キューピッド
第6章 〜晴世side〜
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「矢野さん、危ない!」
球拾いしながらもボケ〜ッとしてるから危ないな、と思っていたら案の定、矢野さんの頭にパッカーンとボールが当たった。
「ごめん、矢野さん!大丈夫か?」
慌てて駆け寄った晃弘を至近距離で見ても、いつもみたいに赤面もせず矢野さんは虚ろな目をしている。
やっぱり、おかしい。
保健室で養護教諭に診てもらい、コブが出来ただけで大したことはないと言われたものの、これ以上のケガをされたら困るし、そのまま晃弘に家まで送らせることにした。
それから10分ほどして部活を切り上げ、部室で着替えていると一冊のノートが落ちているのに気づく。
「矢野さん、危ない!」
球拾いしながらもボケ〜ッとしてるから危ないな、と思っていたら案の定、矢野さんの頭にパッカーンとボールが当たった。
「ごめん、矢野さん!大丈夫か?」
慌てて駆け寄った晃弘を至近距離で見ても、いつもみたいに赤面もせず矢野さんは虚ろな目をしている。
やっぱり、おかしい。
保健室で養護教諭に診てもらい、コブが出来ただけで大したことはないと言われたものの、これ以上のケガをされたら困るし、そのまま晃弘に家まで送らせることにした。
それから10分ほどして部活を切り上げ、部室で着替えていると一冊のノートが落ちているのに気づく。