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失恋キューピッド
第7章 =リナside=
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(住所をシンジから聞き出しといて正解だったわね!)
特に運動が得意なわけでもない私が、サッカー少年の全力疾走に追いつけるはずもなく、結局 高石の自宅まで来てしまった。
チャイムを鳴らしても出てこない可能性が高いと思い、試しにノブを捻ったらドアはあっさり開いた。
「ごめんくださ…わッ?」
一応 声をかけながら中を覗いたら、そこに蹲っていた高石がゆっくりとこちらを見上げた。
「…ッ」
その泣き濡れた顔を見た瞬間 私の頭は真っ白になり、気がついたら高石を抱き締めてキスしていた。
(住所をシンジから聞き出しといて正解だったわね!)
特に運動が得意なわけでもない私が、サッカー少年の全力疾走に追いつけるはずもなく、結局 高石の自宅まで来てしまった。
チャイムを鳴らしても出てこない可能性が高いと思い、試しにノブを捻ったらドアはあっさり開いた。
「ごめんくださ…わッ?」
一応 声をかけながら中を覗いたら、そこに蹲っていた高石がゆっくりとこちらを見上げた。
「…ッ」
その泣き濡れた顔を見た瞬間 私の頭は真っ白になり、気がついたら高石を抱き締めてキスしていた。