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第2章 簡単なピリオド

…お願いもう一度言って…


大好きな顔が滲んでいく
伸ばした手が貴方の頬にたどり着く…　

歪む貴方は悲しげに

口を開いた


好きなだけ
好きなことしなよ

家族に縛られることはない


君が輝けるように

僕は応援してる


だから



離婚しよう


もう十分家族の犠牲になってきたじゃないか



僕が夫としてしてあげれること


離婚しよう

自由になろうよ