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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第2章 遅刻の代償
「いっぱい踊らされたよ?」


しかし再び私の唇を啄んだ彼は、やっぱり少し拗ねたように呟く。


「ナッちゃんの中に入ってからが良かった……」


そして額を合わせたままで、ふっと視線を伏せる。


「でも今日のナッちゃん、すごくトロトロで、すごく気持ちよくて。
もう、入ってすぐに我慢できなくなっちゃった」


そんな彼の頬に、私は指を滑らせた。


「それは、冠くんがそうしたんでしょ?」

「そうだけど……」


そして、やっぱり少し拗ねたように押し黙る彼がすごく可愛かった。
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