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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第3章 ハネムーン
「でもお父様は、こうして外国で起業をされて、
こんな立派な事業にまで育てられてるのに……」
そんな私の疑問に、彼の苦笑は柔らかな微笑みに戻った。
「実は、あなた方が結婚式をしたあのレストラン。
あれは、いくつかのレストランを纏める企業の傘下にある店なのですが、
その企業のトップにいるのが、私の古い友人でしてね。
その彼と、もう一人の共同経営者だった友人から強く誘われなければ、
今の私は到底あり得ませんでした」
今から、30年近く前。
海外留学中の友人たちに誘われ、
その一人母国であるこのオーストラリアで小さな会社を始めた。
こんな立派な事業にまで育てられてるのに……」
そんな私の疑問に、彼の苦笑は柔らかな微笑みに戻った。
「実は、あなた方が結婚式をしたあのレストラン。
あれは、いくつかのレストランを纏める企業の傘下にある店なのですが、
その企業のトップにいるのが、私の古い友人でしてね。
その彼と、もう一人の共同経営者だった友人から強く誘われなければ、
今の私は到底あり得ませんでした」
今から、30年近く前。
海外留学中の友人たちに誘われ、
その一人母国であるこのオーストラリアで小さな会社を始めた。