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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第3章 ハネムーン
そして目を向けた父は、微笑んだまま母の話をする。
「私は、これで無類の甘党でしてね。
ある日、よく行くスイーツ専門店で注文をしていた時、
偶然、隣の人と品物を指す指がぶつかったんです」
その時、互いに咄嗟にでた日本語で二人とも日本人だと分かり、
しかも、好みのチョコレートまで一緒だったことが出会いだったという。
そして彼は、母という人の話を少ししてくれ、ふっとどこかへ行くと、
僕の前に細いブレスレットを静かに置いた。
「私たちが付き合いを始めて数か月した頃、ちょうど私の誕生日がきましてね。
これは、その時に彼女が贈ってくれたものです」
「私は、これで無類の甘党でしてね。
ある日、よく行くスイーツ専門店で注文をしていた時、
偶然、隣の人と品物を指す指がぶつかったんです」
その時、互いに咄嗟にでた日本語で二人とも日本人だと分かり、
しかも、好みのチョコレートまで一緒だったことが出会いだったという。
そして彼は、母という人の話を少ししてくれ、ふっとどこかへ行くと、
僕の前に細いブレスレットを静かに置いた。
「私たちが付き合いを始めて数か月した頃、ちょうど私の誕生日がきましてね。
これは、その時に彼女が贈ってくれたものです」