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秘密のキスは蜜の味【完結】
第14章 ふたりの休日②…jealousy
───///
「キョ…ウヤ…クッ……グスッ…」
…? 葉瑠…寝言で俺の名前を…
ごめん…ごめんな!
「……んっ…んっ?……あっ」葉瑠…起きた?
暫くして葉瑠が目を覚ました。
「──?─なんで…私…おんぶ」
目が回って転けちゃったんだって……!
覚えてない?
「──降りる」
ダメ。フラフラしてるだろ。このまま帰ろ!…
「…ヤダ………ヒロちゃん…とこ行く」
ダメ!行かないよ
「………ムッ……」
葉瑠は俺に言いたいことが有るんだろうに何も言わないんだ!
やっぱり怒ってるんだな…どうしたらいい?
暫く歩いていると、最初こわばっていた葉瑠の身体も徐々に力が抜けて俺の肩に凭れてくる。
そのままマンションまで帰ってきてソファーに葉瑠を降ろした。
「……葉瑠…」
やっぱりどこか拗ねてて俺と眼を合わそうとしないんだよ!
「こっち向いて」
葉瑠の前に座って頬にそっと触れた。
プイって横を向く。
「葉瑠…ごめんな!ひとりにして」
ほら遠藤…知り合いがいなかったから最初だけみんなとの仲を取り持ってやろうって思って……
でもアイツ全然ひとりでも大丈夫だったな。
「……………」
「俺が余計なことしたから葉瑠は寂しかったな…」
「……………」
「葉瑠なんか言って。俺に言いたいことあるだろ?」
葉瑠は俯いて何も喋らないんだよ!
どうしたら機嫌なおしてくれる?
「はる…頼むよ。なんか言って」
「キョ…ウヤ…クッ……グスッ…」
…? 葉瑠…寝言で俺の名前を…
ごめん…ごめんな!
「……んっ…んっ?……あっ」葉瑠…起きた?
暫くして葉瑠が目を覚ました。
「──?─なんで…私…おんぶ」
目が回って転けちゃったんだって……!
覚えてない?
「──降りる」
ダメ。フラフラしてるだろ。このまま帰ろ!…
「…ヤダ………ヒロちゃん…とこ行く」
ダメ!行かないよ
「………ムッ……」
葉瑠は俺に言いたいことが有るんだろうに何も言わないんだ!
やっぱり怒ってるんだな…どうしたらいい?
暫く歩いていると、最初こわばっていた葉瑠の身体も徐々に力が抜けて俺の肩に凭れてくる。
そのままマンションまで帰ってきてソファーに葉瑠を降ろした。
「……葉瑠…」
やっぱりどこか拗ねてて俺と眼を合わそうとしないんだよ!
「こっち向いて」
葉瑠の前に座って頬にそっと触れた。
プイって横を向く。
「葉瑠…ごめんな!ひとりにして」
ほら遠藤…知り合いがいなかったから最初だけみんなとの仲を取り持ってやろうって思って……
でもアイツ全然ひとりでも大丈夫だったな。
「……………」
「俺が余計なことしたから葉瑠は寂しかったな…」
「……………」
「葉瑠なんか言って。俺に言いたいことあるだろ?」
葉瑠は俯いて何も喋らないんだよ!
どうしたら機嫌なおしてくれる?
「はる…頼むよ。なんか言って」