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変態城へようこそ!
第2章 着替え
壁に姿見の鏡がかかっています。

青のV字水着の美弥子ちゃんと赤のV字水着の私が、鏡に写っています。

「変態だわ」
美和子ちゃんが笑います。

「変態城だからね」
私も苦笑いしました。

季節は秋ですが、暖房が効いているからでしょうか・・・寒さは感じません。



ホテルの客室の様な部屋です。
トイレがあるかもしれません。

予想通り、ドアの横にもう1枚ドアがあり、そこを開けると風呂場とトイレがありました。

トイレのドアには
『トイレは自由に使えますが、小便をしてしまうと、ゲームに不利になる場合があります』
と貼り紙されています。

これからどんなゲームをするんだろう・・・不安が募ります。

けっきょく私は、トイレを使いませんでした。
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