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変態城へようこそ!
第3章 数字探し
106号室は105号室の隣です。

変態伯爵の言った通り、ドアにカギは掛かっていません。

一樹くん、美弥子ちゃん、遼太郎くん、私・・・4人は部屋の中に入りました。

どんなゲームをするんだろう・・・
とても不安です。

106室も、ホテルの客室のような部屋で、ダブルベッドとソファとソファテーブルが置かれています。

そして、やはり窓は塞がれています。

「まずは男女のペアを2組作ってください。 そのペアで、これから先のゲームも行っていただきます」
姿は見えませんが、変態伯爵の声がしました。

この部屋は変態伯爵に監視されているのでしょう。

「俺と美弥子ちゃんが組んでいいよな?」
一樹くんが言いました。

遼太郎くんと私は異存ありません。
一樹くんと美弥子ちゃんは恋人同士なのですから。
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