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第4章 覚醒

ただ、最初の頃と今とでは、若干、内容に違いがある。
ドライブも、ただのドライブではなく、風間の命令が加わるようになってきた。

下着をつけることを許されないことや、体内に異物を入れたまま、など。

ランチタイムも、そのようなオプションがつくようになってきた。

最初の頃のデートは、ただただ会えること、恋人気分でぶらぶら歩けること、もちろん素肌で密着して、全身を愛されること。
そのすべてのシーンを心待ちにしていたし、幸せをかみ締められた。

しかし最近では、そんなわくわく感よりも、会ったら何をされるんだろう、どんな辱めを受けるのだろうという不安感が先に出てきてしまう。