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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第51章 友達でも良いから~埋もれた恋の記憶のかけら~
後から思い返しても、私が本気で好きになって告白した男性はこの人だけ。

 当時は一人しかいない小さな地方支局の支局長でしたが、

 今は本社勤務になって社会部のデスクとなられているそうです。

 誰にでも、こういう想い出が一つはあるもんなんですね。

 その頃に書いた 友達でも良いから は

 まだワープロで書いた作品ですが、残念なことに元原稿(フロッピー)がありません。

 探せば印刷したものがあると思うので、そちらを見ながらぼつぼつと

 手入力してサイトにも一作くらいは昔の作品をあげてみたいなと考えています。

 恐らく今はとはまた雰囲気が違っているでしょうが、

 二十代女性のナマの気持や声が出ているかもしれません。

 当時、私は既にバツイチの身でした。

 さて、車の中でこの歌を聴いて、

 懐かしいわぁーと言う私に主人が

 何か想い出があるのか?

 と聞きました。

 もちろん、淡い想い出ですが、話さない方が賢明だとは判るので、

 適当にごまかしておきました。

 何かちょっとだけドキドキしましたけど-笑。
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