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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第53章 兄弟のすれ違いが哀しい~大河ドラマ義経の世界~
昨夜の話は私も放映中に見た記憶がありますが、実は安徳天皇が生きていた
という下りでした。
壇ノ浦で平家が滅びた時、平家は安徳天皇の他にもう一人の幼い皇子を連れて
いました。守貞親王といい、安徳天皇の異母弟に当たり、年子の兄弟です。
安徳天皇が平家に報じられて西海に落ちてから、帝が不在ではいけないと、
三種の神器がないままに新しい帝が即位、それが後鳥羽天皇、
安徳天皇や守貞親王の弟です。
少しややこしいのですが、安徳天皇の母は清盛の娘建礼門院徳子、
守貞親王と後鳥羽天皇の母は七条院坊門殖子。
殖子は才気に富み、とても美しい宮廷の女房でした。
一方、徳子は夫の高倉天皇とは従姉弟同士ですが、年も離れており、
徳子がおとなしかったため、夫婦仲は極めて淡々としていたといいます。
殖子はすぐに若い天皇の目に止まり、寵愛を受けて立て続けに皇子を生みました。
そのため、清盛の怒りは深かったといいます。
その守貞親王は何故か平家と一緒に行動を共にしました。
その守貞親王と安徳天皇が実は入れ替わっていたというドラマの設定は
大変興味深かった。
現実にはあり得なかったとは思いますが、母違いとはいえ一つしか年の違わない
兄弟ですから、入れ替えて身代わりにしようと思えばできないことはなかったでしょう。
守貞親王は後鳥羽天皇の兄ですから、本当は守貞親王が即位するはずだったのに、
平家といたばかりに、帝位は継げませんでした。
そういう意味では、またこの人も不幸な運命です。
後に即位しないまま上皇としての位を与えられて、後高倉院と申し上げた方です。
歴史はこういう大胆な推理もアリなので、そこが堪りません。
色々と想像力や妄想をかきたててくれます。
どうも今日のお話はマニアックすぎて、つまらなかったですね。
こういう話題になると、いつしか夢中になって相手の反応にも気づかず
とうとうと喋りまくってしまう-リアルでもたまにあることです。
気をつけなくては
という下りでした。
壇ノ浦で平家が滅びた時、平家は安徳天皇の他にもう一人の幼い皇子を連れて
いました。守貞親王といい、安徳天皇の異母弟に当たり、年子の兄弟です。
安徳天皇が平家に報じられて西海に落ちてから、帝が不在ではいけないと、
三種の神器がないままに新しい帝が即位、それが後鳥羽天皇、
安徳天皇や守貞親王の弟です。
少しややこしいのですが、安徳天皇の母は清盛の娘建礼門院徳子、
守貞親王と後鳥羽天皇の母は七条院坊門殖子。
殖子は才気に富み、とても美しい宮廷の女房でした。
一方、徳子は夫の高倉天皇とは従姉弟同士ですが、年も離れており、
徳子がおとなしかったため、夫婦仲は極めて淡々としていたといいます。
殖子はすぐに若い天皇の目に止まり、寵愛を受けて立て続けに皇子を生みました。
そのため、清盛の怒りは深かったといいます。
その守貞親王は何故か平家と一緒に行動を共にしました。
その守貞親王と安徳天皇が実は入れ替わっていたというドラマの設定は
大変興味深かった。
現実にはあり得なかったとは思いますが、母違いとはいえ一つしか年の違わない
兄弟ですから、入れ替えて身代わりにしようと思えばできないことはなかったでしょう。
守貞親王は後鳥羽天皇の兄ですから、本当は守貞親王が即位するはずだったのに、
平家といたばかりに、帝位は継げませんでした。
そういう意味では、またこの人も不幸な運命です。
後に即位しないまま上皇としての位を与えられて、後高倉院と申し上げた方です。
歴史はこういう大胆な推理もアリなので、そこが堪りません。
色々と想像力や妄想をかきたててくれます。
どうも今日のお話はマニアックすぎて、つまらなかったですね。
こういう話題になると、いつしか夢中になって相手の反応にも気づかず
とうとうと喋りまくってしまう-リアルでもたまにあることです。
気をつけなくては