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第95章 悪女が天女に大変身？～韓流時代劇　チャン・オクチョン～

今回の最新のチャン・ヒビンものはそれを根底から覆すらしいということは

　知っていたものの、まさか、ここまで真逆とは驚きました。

　妖婦チャン・ヒビンが天女に、そして、慎み深いことで知られる

　イニョン王妃が権高でワガママなお嬢様、そして、あの正義感に厚く

　優しいトンイこと淑嬪が万引きをしでかすような狡賢い少女。

　内心、エー、こんなのってアリ？

　と最初は思わず拳を握りしめてしまったほど。

　ヒビンは主役だからまだ良いけど、イニョン王妃とトンイの描き方があまりなので、

　私は言葉を失う同時に笑ってしまいました。

　これは間違いなくドラマ「トンイ」で淑嬪のファンになった人からは

　クレームが来そうですが。

　しかし、面白いのです。

　初回から引きこまれます。

　ヒビンが今で言えばデザイナーで、当時でいえば仕立てやであったという設定、

　更に少年時代の粛宗と運命的な出会いをしていたこと。

　また、イニョン王妃と粛宗のお見合いの場に

　ヒビンが代わりにいって再会して、その場所が

　藤棚が室内にあるような幻想的な場所だったとか。

　
　【画像あり】
　

　すべてがあり得ない設定の連続ですが―笑

　それもドラマだからこそと割り切って見れば、

　ストーリーとしてはかなり面白いといえます。

　ハマりそうな予感。

　少なくとも、これから続きが見たいと思います。

　また、天女のようだというのは、あくまでも今の時点のことです。

　これから話が進むにつれて、天女が妖婦になるのかもしれませんし。

　ただ、イニョン王妃とトンイのキャラだけは今までの他のドラマで描かれていた

　のはまったく違う別人ですね。

　トキメキ成均館で良い味を出していたユ・アインも最初は

　あの人が王様？　と失礼ながら、これも敬遠していた理由の一つだったのですが、

　なかなか。流石は俳優さん、ちゃんと粛宗になっています。

　さて、まずは花たちの戦いを先に見届けたいのですが、

　こちらも続きがかなり気になるところですね。