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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第114章 心を込めて織り上げた私だけの物語~星空インクⅡ~
小説書きには幼い娘がおりまして
小さな女の子が母親に尋ねました
―お母さん、自分の書いた小説を何度も読んでいるけど、どこが面白いの?
小説書きは笑顔で応えました
―お前、上手下手は別として、少なくとも書いた本人が読み返して面白いと思わなきゃ、別の人が読んだって、面白いはずがないじゃないか。
自分が読み返して「つまらない」と思う作品は
他人が読んで面白いはずがなく
自分が読み返して面白いと思っても
他人が読んで面白いと思ってくれるとは限りません
小説を書くって、そんなもの
小さな女の子が母親に尋ねました
―お母さん、自分の書いた小説を何度も読んでいるけど、どこが面白いの?
小説書きは笑顔で応えました
―お前、上手下手は別として、少なくとも書いた本人が読み返して面白いと思わなきゃ、別の人が読んだって、面白いはずがないじゃないか。
自分が読み返して「つまらない」と思う作品は
他人が読んで面白いはずがなく
自分が読み返して面白いと思っても
他人が読んで面白いと思ってくれるとは限りません
小説を書くって、そんなもの