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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第158章 繋がれてゆく生命~花*花。。。未来へ~
二代目の桜は、今日も人通りがない川辺にひっそりと佇んでいる。まさに、初代の桜からこの桜へと生命が繋がれてきたのだと思う。時の流れの中では手放さなければなないもの、変わりゆくものがあるが、革新もまた一歩先に進むために必要なものなのかもしれない。私もいずれ庭のどこかに桜を植えてみたいとひそかに考えている。気の遠くなるような年月の果てにも、桜たちは同じ場所で悠久の時を刻み続けるに違いない。