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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第167章 宵闇の紫陽花
今 宵闇にひっそりと浮かび上がる紫陽花を見ていると
噂好きの淑女たちが真夜中の舞踏会を待ちわびているようにも見える
次第に濃さを増す宵闇の中で
彼女たちは何を考えて見つめているのだろうか
何とはなしに浮き浮きした気分が伝わってくるような気がするのは
何故なのか
夜 気紛れに彼女たちの元を訪れるのは
さしずめ気紛れな夏風の王子かもれしない
風と花の舞踏曲(ワルツ)は
午前零時 誰も観客がいない真夜中の庭で繰り広げられる
もし 眠れない夜 そっと起き出して
窓の向こうを覗けば
夜風にたおやかに揺れる薄ピンクの花が見られるかもしれない
それは不思議な夜の魔法
お伽の国を信じる人だけに見える素敵な舞踏会
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