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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第171章 夏の三者面談~祈り~
やってきた列車に乗り込み
我が子の高校へと向かう列車の中で
取り止めもない想いに耽る
願わくば
一年後 この列車に乗って三者面談に行くときには
今の悪夢の日々が本当に夢が醒めるように
終わっていて欲しいと
今 願い事を尋ねられたら
疫病の収束
それしかない
自分だけでなく 日本はもちろん
世界中のすべての人々が
心から安心して暮らせますように
行きたい場所に自由に行けるように
当たり前だと思い込んでいた自由が
実は当たり前ではなく
とても幸せで恵まれたことだと
気づかせて貰った
今度 普通に暮らせるようになったら
きっと その当たり前はけして「当然」ではなく
とてもありがたいものなのだと思うだろう
本当の幸福が何のか
知ることができた人は強い
我が子の高校へと向かう列車の中で
取り止めもない想いに耽る
願わくば
一年後 この列車に乗って三者面談に行くときには
今の悪夢の日々が本当に夢が醒めるように
終わっていて欲しいと
今 願い事を尋ねられたら
疫病の収束
それしかない
自分だけでなく 日本はもちろん
世界中のすべての人々が
心から安心して暮らせますように
行きたい場所に自由に行けるように
当たり前だと思い込んでいた自由が
実は当たり前ではなく
とても幸せで恵まれたことだと
気づかせて貰った
今度 普通に暮らせるようになったら
きっと その当たり前はけして「当然」ではなく
とてもありがたいものなのだと思うだろう
本当の幸福が何のか
知ることができた人は強い