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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第26章 今も昔も男は大勢の女に愛を囁く?~女好きの帝と賢いお妃様~
これもまたふざけたタイトルのように思われるかもしれませんが、
昨夜、娘の宿題を解いていて感じたことです。
古典の問題文で、出典は定かではありませんが、印象に残る文章がありました。
昔、成明親王(光孝天皇)の後宮にはたくさんの女御がいました。
その中で広幡の御息所と呼ばれるお妃さまは日頃から、特に心映えが優れて
いらっしゃいました。
ある日、帝はある歌をお詠みになり、たくさんの女君たちに同じ歌をお贈りになりました。
すると、どのお方も皆様、似たようなお返事を返されたてきた中で、
広幡の御息所だけが少し変わったお返事をなさいました。
それをご覧になった帝はやはり、広幡の御息所は心映えが衆にぬきんでたすばらしい
方だと改めてお思いになり、ご寵愛はますます深まったということです。
この後も少し続くのですが、それは省略します。
文意は大体、こんな感じでした。
昨夜、娘の宿題を解いていて感じたことです。
古典の問題文で、出典は定かではありませんが、印象に残る文章がありました。
昔、成明親王(光孝天皇)の後宮にはたくさんの女御がいました。
その中で広幡の御息所と呼ばれるお妃さまは日頃から、特に心映えが優れて
いらっしゃいました。
ある日、帝はある歌をお詠みになり、たくさんの女君たちに同じ歌をお贈りになりました。
すると、どのお方も皆様、似たようなお返事を返されたてきた中で、
広幡の御息所だけが少し変わったお返事をなさいました。
それをご覧になった帝はやはり、広幡の御息所は心映えが衆にぬきんでたすばらしい
方だと改めてお思いになり、ご寵愛はますます深まったということです。
この後も少し続くのですが、それは省略します。
文意は大体、こんな感じでした。