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第27章 ささやかでも、咲き誇る花のように～ひとすじの道～

歩き続けた　ひとすじの道

途中で長い道を何度も振り返った

これで良いのかと数え切れないほどの後悔を繰り返した

親しい人からでさえ夢を諦めろと何度も言われた

それでも　私は好きだから止められなかった

夢ゆえに他人に欺かれたり罵られるこもともあった

何故　自分がここまでされなければならないのか言われなければならないのか

くちびるを噛みしめて泣いたことも数え切れない

それでも見守ってくれる人もいて応援してくれ人もいて

私は何とかここまで歩いてこられた

だけど　夢が私を救ってくれたことも確かにあった

好きな男との別離の哀しみからも　生きることを放棄したいとさえ思った絶望からも

私は確かに夢のお陰で立ち直れた

振り返ってみても築き上げたものなんてないけれど

積み上げてきたもの作り上げてきたものすべてが私なりの道であり

夢を具現したものだ