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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第30章 かすみ草のように生きて
私は同人誌時代、つまりアナログ時代を長く経験しています。
同人誌に掲載することはごく稀でしたから、自分の作品を読んで貰うためには、作品は
すべて製本・装丁して知人に回していました。
一人が読んでくれて、また次へ。郵送して頂いて、また郵送させて頂く。そんなことの
繰り返しですから、怖ろしく時間も手間も手数料もかかります。
それで読んで頂けるのがせいぜい良くて数人まで。
それでも、ナマの感想が聞けるのはとても嬉しかった。
そういう体験がありますので、ネットにあげて初めての連載終了時には記憶では
40~60名くらいの方が読んで下さっていたと思うのですが、もう、本当に夢のよう
でした。数人の読者がその十倍になった!
しかも、たまには感想まで聞かせていただける。
ほんの少しのつもりで足を踏み入れたネット小説の世界ですが、いつしか
自分には大切な場所になっていました。
今年の3月で姉妹サイトに来て二年になります。
今でもあの頃の気持ちは少しも変わっていません。
書くことが好きだという気持ちと作品数の多さだけです。
それでも、自分の作品を何人かの人が読んで下さり、時には感想まで聞かせていただける。
まさに、書き手にとっては夢のような嬉しい場所、世界です。
もちろん、その反面、厳しい世界でもあります。
かすみ草の話に戻りますが、書き手としても地味な私は心が折れそうになることは
毎日とは言いませんが、再々です。
同人誌に掲載することはごく稀でしたから、自分の作品を読んで貰うためには、作品は
すべて製本・装丁して知人に回していました。
一人が読んでくれて、また次へ。郵送して頂いて、また郵送させて頂く。そんなことの
繰り返しですから、怖ろしく時間も手間も手数料もかかります。
それで読んで頂けるのがせいぜい良くて数人まで。
それでも、ナマの感想が聞けるのはとても嬉しかった。
そういう体験がありますので、ネットにあげて初めての連載終了時には記憶では
40~60名くらいの方が読んで下さっていたと思うのですが、もう、本当に夢のよう
でした。数人の読者がその十倍になった!
しかも、たまには感想まで聞かせていただける。
ほんの少しのつもりで足を踏み入れたネット小説の世界ですが、いつしか
自分には大切な場所になっていました。
今年の3月で姉妹サイトに来て二年になります。
今でもあの頃の気持ちは少しも変わっていません。
書くことが好きだという気持ちと作品数の多さだけです。
それでも、自分の作品を何人かの人が読んで下さり、時には感想まで聞かせていただける。
まさに、書き手にとっては夢のような嬉しい場所、世界です。
もちろん、その反面、厳しい世界でもあります。
かすみ草の話に戻りますが、書き手としても地味な私は心が折れそうになることは
毎日とは言いませんが、再々です。