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第4章 葛藤

最近、旦那はよく飲みに行くようになっていた。

またお気に入りの女の子ができたのだろう…

家庭に支障がなければ、その辺は融通が効く方だ。

旦那は年の割に若い。

やはり、適度に恋をしているのだろう。


私も何か夢中になれるものを見つけないと、このまま普通のオバサンになってしまいそうで怖かった。

思い切ってﾀｶのSNSにコメントを付けてみた。
当たり障りのない、普通のコメント。


するとすぐにLINEがきた。

『明日、会えない?』

いきなりの誘いに驚いた。
嬉しい反面、現実的に無理だった。

『急には無理よ。子供達いるし(´д｀)』

そう返事をすると

『分かった。とりあえずｺﾒありがとう。』

呆気なく了解されてしまった。

もー何なの?

モヤモヤした気持ちでいっぱいだ。