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年下のくせに
第6章 求め合う体
鍵を開けて部屋に入る。

緊張からか、脚が竦む。

そんな私を察してタカが優しく手を引く。


二人きりになった私達はもう、お互いしか見えない。


玄関の扉が閉まると熱い口づけ。

息も荒くなるような熱い…熱い口づけ。

身体の力がぬけてゆく…

「…マユ……」

名前を呼ぶタカの声が掠れてエロチックに聞こえる。

どうにかなってしまいそうなほど愛おしい。

……そしてあなたが欲しい。


私はタカの羽織っているジャンパーを脱がせた。
タカも私のコートを脱がす。

そして服の上から胸を触られた。

今まで感じたことのないほどの快感が全身を駆け巡る。

ンッッ……

部屋に響くのは二人の荒々しい息遣い。
そして激しいキスのピチャピチャといういやらしい音。

それに私の吐息が混ざりいやらしさを増していた。
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