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第1章 許されぬ恋

その時だった。ふっと 今日のライブの彼を思い出していた。 スタイルばっぐん歌も心にジ～ンとくる歌詞だし、お話も面白くて、なんといっても、あのスマイル何もかも素敵だった。

（もし、あの彼と時を過ごせたら、どんなに楽しいかなあ… どんな声を出して どんな風にあの優しそうな手で触れてくれるのか、どんな風に接してくれるのか…） 思ってはいけない事を思いながら 深い眠りに入っていった。