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第1章 許されぬ恋

私は、今の気持ちを心にしまった。

（旦那には絶対、この気持ちを気付かれないように）

私は心に彼の思いを残したまま円満な偽りの笑顔で旦那を迎えた。


旦那は、いつも通り 食事をし お風呂に入り 「明日も早いぞ！」といってさきに寝に行ってしまった。

いつもなら、腹が立つのに、この時はファイナルで彼に会うことが嬉しくて

そんな気持ちにはなれなかった。

そして、彼のファイナルの日が来た。